蛍光レッドフィニッシュ

フィニッシュシリーズに待望の「蛍光レッド」が登場します。

2009年に発売されたTF6蛍光オレンジとTF7蛍光イエローとは、「素材を一から」見直しました。

使用するフィルムは、伸び特性に優れた透明タイプを選択し、隠蔽力の高い同色系のベースを、フィルムと蛍光色の間に加工することで、厚さを抑え、「発色の良い蛍光色と薄さ」を両立させたシートです。薄くなったことで曲面への追従性がよくなり、濃い色の施工面に対しても、同色系のベース効果で、高い隠蔽力を実現しました。「蛍光レッド」は、タバコ広告のイメージカラーではありますが、フォーミュラ1、世界ラリー選手権、2輪のロードレース世界選手権といったモータースポーツに参戦するチームのスポンサーとして有名で、模型製作には欠かすことのできない色です。1/12 YZR500の開発と同時に、蛍光レッドフィニッシュの開発も進みました。

注)モニター画面では、蛍光レッドの色味がオレンジ色っぽく見える場合があります。蛍光レッドフィニッシュの構造は下から、セパレーター→粘着フィルム→同色系ベース→蛍光レッド×2 となっており、実際のレースで使用される蛍光シートと同様の行程です。同色系のベース効果で厚さを抑え、発色の良い蛍光色と、薄さを両立させました。

施工する色が白でも黒でも、発色の良い蛍光色は同じ。特に濃い色の施工面に対して隠蔽力が高いというのは、模型製作が楽になり助かりますね。

 

◆デイグロ蛍光顔料◆

1930年代にアメリカで発明されたデイグロ蛍光顔料は、第二次世界大戦中の地上最前線での自軍車輌に対する誤爆防止のため、アメリカ陸軍で正式に採用されました。1950年代後半には、増大した航空機の空中衝突防止のマーキングとして蛍光顔料が使われています。日本にも1950年半ばにデイグロ蛍光顔料が商社により紹介され、蛍光顔料といえばデイグロというほど、各分野に名前が知られるようになりました。

※ TF910は日本製の蛍光顔料を使用しています。

空中衝突防止のために採用された航空自衛隊 T-4練習機。フォーミュラ-1に装備されるオンボードカメラやスポンサーマークに最適です。

★新製品★  TF910 蛍光レッドフィニッシュ [限定品] 

2012年10月下旬 発売予定  税込¥1,260

第52回全日本ホビーショー情報

《業者商談会》 10月11日(木)・12日(金)
《一般公開日》 10月13日(土)・14日(日)

※10月13日(土)・14日(日)一般公開日に、蛍光レッドフィニッシュの先行販売を行います。是非会場にて発色の良さをお確かめください!

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