刃物研ぎ用 砥石

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TL105 刃物研ぎ用 砥石 【中砥石#1000粒度】

(サイズ:30×25×3mm)


刃物研ぎ用 砥石 【中砥石#1000粒度】の「粒度(りゅうど)」とは、
砥石表面の「目の粗さ」を表した数字で、数字が大きくなればなるほど目が細かくなります。

中砥石の#1000粒度は、切れ味が悪くなった刃物に対して削る力が丁度よく、
研削と研磨を兼ね備えた砥石となっています。


◆以外と知られていない砥石の生産方法◆

原料となるボーキサイト(bauxite)は、酸化アルミニウムを52%~57%を含むアルミニウムの原料となる鉱石で、アルミニウム以外に研磨材の材料が含まれています。ボーキサイトの原石を1300度の高温で焼くと、アルミニウムと研磨剤の材料になる砂の塊に分かれ、焼けた塊を砕いて、各粒度となる、目の粗さの違う材料「砥粒(とりゅう)」に分類します。

製品となる#1000粒度の砥粒と、ビトリファイドの結合材(接着剤)に混ぜて粘土状にします。砥石の中の砥粒を結合して保持するというビトリファイドは、粘土、長石、ガラスなどを原材料とした精密な研削用の結合材です。
粘土状にした砥粒を板状に成形し、今度は1200度の高温で焼いて、指定のサイズにカット。切断するにはダイヤモンドカッターを使い、切削して砥石が完成します。


本製品は、「刃物研ぎ用 砥石」としていますが、金型を磨く時に使用する砥石で、自動車関連においては、エンジンのシリンダー内部の研磨にも使用される高性能な砥石です。砥石は大変高価なため「スグレモノ工具」ではお買い求め安い「価格」と「サイズ」でご提供しています。



日本の刃物に使われる多くの鋼は、常に研いで使用する必要があります。

刃の切れ味が悪いと感じた場合は砥石で研いでご使用ください。


・・・・・・・・・・ 刃の研ぎ方 ・・・・・・・・・・


TT110播州の刃物シリーズ 平ノミ(2mm)

▲※鋭い刃物ですので、研ぐ際にケガをしないようご注意ください。


砥石はあらかじめ水に浸し、水分を充分含ませてください。

砥石にある微細な気孔に水を浸透させます。(1分から2分程度で砥石に水が浸透します。)


1、砥石に水を垂らし、刃を砥石の面に合わせ、その角度を保持します。

砥石を滑らない場所に置き、動かないように固定してください。


2、柄を軽めに握り、刃の部分に人差し指または、人差し指と中指を添えます。


3,砥石の角度に沿って、引くときに力を加え、何度か押す、引く、を繰り返します。


※研ぎ終わりは、引いて終わると良いでしょう。

ほとんどの場合、押す引くを数回繰り返すだけで、切れ味は回復します。

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平ノミの鋼種「安来鋼の黄紙」は、切れ味が良く研ぎやすい刃物です。

※刃の角度や切れ味は、人それぞれ使い安さが異なりますので、砥石の粒度の細かさや研ぐ角度を好みで調節し、自分にあった刃物に仕上げるのも一つの方法です。

注意: 砥石をぶつけたり落としたりしないでください。砥石を長時間水に浸けたままにしないようご注意ください。

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刃物は砥石がなければ切れ味を保てません。

砥石は刃物と同様、古来より欠かせない道具の一つです。


スグレモノ工具より [新製品]

TL105 刃物研ぎ用 砥石【中砥石#1000粒度】
(サイズ:30×25×3mm)
本体価格 ¥600(+消費税)
2016年11月発売予定 [限定品]

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第56回全日本模型ホビーショー情報

《業者商談会》 9月23日(金)
《一般公開日》 9月24日(土)・25日(日)

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