月別アーカイブ: 7月 2016

模型用メッキはがし剤の「使い方」

ニッサン サニートラック “後期型” で作例

塗装指示の「M2部品」のメッキをはがしてみます。



・・・・・・・・・・・・・・・メッキはがし・・・・・・・・・・・・・・・

▲ご使用の際は、必ず「同じランナー枠」の不要なパーツで試してからご使用ください。

[使用手順]

【注意】:ご使用の際には安全のため、ゴム手袋・保護メガネの着用をお願いします。
においが気になる方は、換気をしてください。


PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)、アルミ、ガラスいずれかの素材の容器を用意します。
※写真の容器は100円ショップで購入した、蓋付きの耐熱ガラス食器を使用しています。

つけ置き



剥離させたいパーツが完全に浸かる程度の量を注ぎ、
3時間~24時間程度、途中様子を見ながら浸け置きしてください。

※最長72時間程度を目安に調節してください。




2時間~3時間程度で、写真の様に液剤が浸透し、メッキ層が分解していきます。
※M部品での時間です。部品や下地の素材・厚さによって時間は異なります。



12時間~18時間程度で、写真の様にメッキが散り散りの状態になります。
※剥離時間はプライマー・コーティングの素材・厚さによってかなり異なります。


パーツの引き上げ

▲パーツを引き上げる前に「下地剤を落とす」作業と、「水で洗い流す」作業が重要です。
「パーツから下地剤の分離」と「パーツの水洗い」は、一連の作業で行ってください。

パーツからメッキ層と下地層が自然とはがれたら引き上げの目安です。
※複雑な形状のパーツは、メッキが落ちきらない場合がありますのでご了承ください。




▲【注意】引き上げる前に必ず行ってください。

パーツから下地剤の分離


1,パーツを液剤の中に入れたまま、歯ブラシや筆などを使い、パーツに残った下地剤を落とします。
※下地剤は透明で見えにくいので、全体を入念にブラッシングしてください。
※この時点でパーツから下地剤をしっかり分離させておかないと、水洗いをしても下地剤は落ちません。

※メッキの下地剤で既にパーツを溶かしている場合がありますが、その際はご了承ください。
(下地剤で既にパーツを溶かしている場合は、透明や白い物質が残る場合があります)

パーツの水洗い



▲水洗いする際の【注意】

2,液剤からパーツを取り出したら、直ちに「30秒以上、水で液剤を洗い流してください。」
※直ぐに水洗いを行わないと、下地剤が落ちきれずに下地剤の透明物質で表面がべとついたり、液剤の水分が乾燥することにより、白い物質が残りますのでご注意ください。

3,水洗いした歯ブラシや筆などを使い、パーツの細部に残った下地剤や液剤を洗い流してください。(水洗いのブラシは取り替えていただくか、よく洗ってからご使用ください。)

▲【注意】二度浸け禁止!
※メッキはがし作業を終えたパーツを長時間、再度液剤に浸けたままにすると
パーツが劣化する恐れがあります。

失敗しないためのポイント!


※水で洗い流したあと直ちに、別の容器に入れた水に浸けて置くことで、下地剤と液剤をより落とすことができます。
※「パーツから下地剤の分離」と「パーツの水洗い」の作業中は、パーツを乾燥させないでください。乾燥させてしまうと下地剤、液剤の物質がパーツに残ります。

※比較的気温の高い方が性能が上がり、気温が0度を下回る場合は、性能が劣る場合がありますので、寒冷地にお住まいの方はご注意ください。
※家庭で洗濯するのと同様に、洗剤の中でしっかり汚れ(下地剤)を落としてやり、衣服(パーツ)に残らないように、濯ぎを怠らないことが重要です。


メッキはがし完了



メッキされたパーツがプラスチック素材のみになりました。
※パーツの洗浄もすでに終えていますので、そのまま塗装の工程へと進めます。


▲【ご注意ください】模型用パーツの素材は様々

パーツの素材やメッキの層は、同じキットの中でもランナー枠やロットによっても違い、条件は様々なため剥離する時間にかなりの幅があります。さらに複雑な形状のパーツは、メッキが落ちきらない場合がありますのでご了承ください。
パーツの引き上げ後の洗浄不足で、透明や白い物質がパーツに残ってしまった場合は、コンパウンドなどで表面を整えてください。
メッキの下地剤によっては、既にパーツを溶かしている場合があり、パーツに下地剤や液剤が浸透して、透明や白い物質が残る場合があります。
※必ず「同じランナー枠」の不要なパーツでお試しいただいてからご使用ください。


・・・・・・・・・・・・・・・塗装剥離・・・・・・・・・・・・・・・

塗装の剥離には、模型用のラッカー・アクリル・エナメル塗料に対応しております。

※塗料の溶剤がパーツを溶かしている場合があり、その場合表面に痕が残ることがあります。
※表面処理にサーフェイサーを使用した場合、塗装と一緒に剥離しますのでお気を付けください。

※パーツの引き上げの際は、「パーツから下地剤の分離」「パーツの水洗い」に従ってください。
※必ず「同じランナー枠」の不要なパーツでお試しいただいてからご使用ください。

※液剤の処理は通常の中性洗剤と同様に処理してください。
※使用された容器の液剤を長期間(1ヶ月以上)保管する場合は、液もれなどを防止するために「ガラスの容器」に入れて保管してください。

○ご使用いただける素材

PS(ポリスチレン)、PE(ポリエチレン) PP(ポリプロピレン)、PC(ポリカーボネート)

※主にPS(ポリスチレン)用剥離剤になります。


×ご使用いただけない素材

ABS、PVC、レジンキャスト、エラストマー、ゴム

※使用できない素材に使われますと素材によっては
溶解するおそれがありますので、絶対に使用しないでください。

▲※まれにアルミメッキされたパーツがありますが剥離はできません。



TT109 模型用メッキはがし剤(パーツ洗浄・塗装はがし)
【中性剥離剤】
正味量:500ml

本体価格 ¥2,000(+消費税) 2016年7月15日出荷予定



メッキはがし剤ご使用時の注意点

・本製品開封後はなるべく早めに中身を使い切ってください。

・本製品の開封品、ご使用品を保管する場合は密栓し直射日光の当たる所、凍結の恐れのある所、40℃以上になる所を避けて保管してください。

・本製品の性能は剥離対象成分の溶け込み具合に左右されます。このため、ご使用液は適切な保管方法で保管しても性能の劣化が見られる場合があります。

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播州の刃物シリーズ 平ノミ(2mm) 「使用例」

艦船の甲板にある彫刻を削る


艦船模型の甲板にある凸の彫刻を削る場合は、刃の角度を甲板に沿わせ、前方へ滑らせます。力加減と角度がはまると、すーすー楽に削れ、その後の作業が大変楽になります。

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カーモデルでインスツルメントパネルの彫刻を削る



HC21 N360(NII)のスーパーデラックスは木目仕様になっており、
デカールを貼るためには、彫刻を削る必要があります。
平ノミ(2mm)は狭いところに入り込み、凹部の彫刻を削る道具として威力を発揮します。

柄の凹みに指がフィット!






播州の刃物シリーズ

平ノミ(2mm)
【安来鋼(ヤスキハガネ)黄紙】


本体価格 ¥3,500(+消費税) 2016年7月15日出荷予定

セット内容:平ノミ、砥石、油紙、ビニールカバー

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