第55回静岡ホビーショー TRYTOOLコーナー

第55回静岡ホビーショーは5月14(土)・15日(日)、一般のお客様に公開されました。
今年は開催中4日間とも穏やかな天候に恵まれ、とても過ごしやすい気候となりました。例年同様、大変大勢のお客様にお越しいただき、本当にありがとうございます。

今回のトライツールコーナーは、注目の模型用液剤と手作りの工具類のご提案です。

ホビーショーの開催前から、問い合わせが多く寄せられていた「模型用メッキはがし剤」ですが、業者招待日においても、実際に使用される一般のお客様からも、大変多くの関心を持っていただき、これほど多くのお客様が「メッキはがしに」苦労されていたのかと、正直驚きました。

※問屋様、小売店様への納品形態は、写真奥に見えます「6本入りの段ボール」に、写真の500ml容器に液剤が入り、中栓とキャップで締め、安全を考えて一本一本ビニール袋に入れて出荷されますのでよろしくお願いします。

ガラスの容器に模型用メッキはがし剤を入れ、前日の夕方4時に浸けたメッキパーツが右側で、左側は当日の朝8時に浸け、毎日時間の差を確認していただきましたが、メッキがはがれる様を目の当たりにし、性能にも納得されていました。液剤がクリアー層から、メッキ層、プライマー層(下地)まで浸透することで、パーツから「ぷるんっ!」とはがれる感じです。はがれたメッキを上手に取り除いていただければ、何度も使用できますので大変経済的です。

注意点は、引き上げる前に液剤の中でしっかりブラッシング、そして直ぐ水洗いを入念にお願いします。充分濯ぎをして乾燥させたパーツは、もうすでに洗浄を終えていますので、そのまま塗装の工程へ移れます。まさに「1回の工程」で作業を完了できます。

スグレモノ工具の新製品「瞬間接着剤用 極細ノズル」は、多くのお客様にご購入いただきました。艦船ブームによって艦船模型を作られる裾野が増え、その中でもエッチング付で完成させたいという欲求が高まっているように感じました。極細ノズルを使うと、手すりには点付けではみ出さず、箱組には毛細管現象で接着できます。瞬間接着剤の先に付けたままでキャップ代わりとなり、使うたびに先端を切ってご使用いただけるので便利です。

播州の刃物シリーズ 平ノミ(2mm)は、刀鍛冶がはじまりの刃物ということで、実際に手にとって艦船の甲板部品などを削っていただきましたが、その切れ味に皆さん驚かれていました。刃物の幅が2mm弱、厚味は2mmとしっかりした鋼ですので、刃先が揺れることはいっさいありません。力加減と角度がはまると、すーすー楽に切れていきます。エレキギターや三味線のフレットにも使われる紫檀の柄も好評で、無垢の紫檀のタッチとくぼみが良いと言っていただきました。

今回再販のフィニッシュシリーズから偏光フィニッシュ コバルトブルー~イエローとグリーン~マゼンタ(平面用)、工具から粘着シートをめくるのに特化したフィニッシュピンセットも、久しぶりの再販ということで、若い方には見るのも初めてという方も多くいらっしゃいました。限定生産ですので是非この機会にご購入ください。

今回の参考出品ですが、平ノミ(4mm)は今年秋の発売を予定しており、試作品が間に合った「丸ノミ」はサイズ違いで3種類を展示しましたが大変好評でした。播州の刃物シリーズとして続けて行きたいと考えています。フィニッシュシリーズから木目の3種ですが、木目柄のスケール感に課題がありそうです。ミラーフィニッシュに○形状をレーザーカットした各サイズを展示しましたが、こちらは大変好評でした。これから製品化できるよう頑張っていきたいと思います。



今回もホビーショー会場へお越しいただいたお客様。お越しいただけなく、ホームページをご覧の皆様。今後のハセガワ製品、HASEGAWA TRYTOOLにご期待ください。

ありがとうございました。

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