スタンダードなカーボン登場!

フィニッシュシリーズより、スタンダードなカーボン(平織)の登場です!

フィニッシュシリーズにカーボン調フィニッシュが久々に登場します。炭素繊維を平織にした、スタンダードなカーボン柄を再現した曲面追従金属シートです。金属を蒸着したシートをベースに使用することで、塗装やデカールではできなかったカーボンの輝きが表現でき、さらに「極薄」で「伸びる」シートは曲がった面への密着にすぐれ、パーツをカーボンで強化・軽量化した「複合素材」のように仕上げられます。



フォーミュラ1のモノコックやサスペンションに、スタンダードなカーボン平織が使われています。

BRZなどスポーツカーでは、ボンネットやルーフがカーボンになった特別仕様車があります。

 

◆フィニッシュシリーズ「カーボン系」◆

「曲面追従金属シート」に特殊加工を施すことで、炭素繊維を織った成型用中間材料「プリプレグ」を再現しました。カーボンフィニッシュをパーツに貼るだけで、炭素繊維強化プラスチック「CFRP」が完成します。チューンナップブランドの製法と同じ感覚なので、パーツに貼っていく作業が楽しく、フォーミュラ1などチームのファクトリー気分が味わえます。スケールやジャンルを問わず、身近なモノまでカーボン柄にしてみたくなります。

 

◆炭素繊維は、目的にそった「※織組織」で樹脂の補強に使われます。◆

※織組織・・織物は経糸と緯糸を交差させて生地にします。代表的なのが下記の「三原織組織(さんげんおりそしき)」です。

■平織(plain weave)・・縦糸と緯糸が交互に交錯している最も簡単な組織ですが、交錯点が多いので組織力が優れています。地合いは硬く耐久性に優れ、実用的なため最も多く使われています。

■綾織(twill weave)・・縦糸や緯糸に交錯して組み合わされている組織で、斜め方向に縞が現れるのが特徴です。地合いは柔らかで伸びやすく、しわの寄りが少ない自由感のある織り方です。

■朱子織(satin weave)・・縦糸または緯糸が並列して飛び飛びに組織点をもち、表面の糸が規則正しく並んで、浮いていることが特徴です。柔軟性に優れ、感触は滑らかなで柔らかい織物です。

HONDA NSR250で平織のカーボンは、フロントカウリング(タイヤハウス部)、アンダーカウリング(底面部)、リアカウリング(フレーム部)、チャンバー、マフラーカッター、リアフェンダーなど、適材適所に使われ、過酷なレースを戦い抜いたのです。



試作品を1/12 NSR250でテストしてみました。平織り柄がかなり細かいですが、光が当たるとカーボン柄が現れ、リアリティ抜群。小さいスケールから、大きなスケールまで対応できるでしょう。(試作品により色味、明るさが異なります。) 

TF912 カーボンフィニッシュ(平織)  【曲面追従金属光沢シート】
価格:¥1,365(本体価格¥1,300) 2013年3月発売予定 〈限定品〉

同時発売:
TF911 カーボンフィニッシュ(開繊糸織) チェッカー柄  【曲面追従金属光沢シート】
価格:¥1,365(本体価格¥1,300) 2013年3月発売予定 〈限定品〉

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