第一次南極観測を経て、第二次、第三次へと臨むごとに、宗谷には大改造が施されました。
前甲板は、舷側の切り欠きがなくフラットな状態に変更。
大型ヘリコプター発着用甲板の増設。 艦橋の横への張り出しの増設。
前方門型マストの増設と、後方門型マストの位置移動。
片側4分割式の薄手のビルジキールを装備。 大型ヘリの搭載 等々。
特に第三次の改装では、大型ヘリコプターによる航空輸送力の強化に力が注がれており、
気象状況の悪化により宗谷が基地に接近できない場合でも人や物資の充分な輸送が可能となりました。
キットは船体上部・船橋・甲板・ヘリデッキ・門型マストなどを開発。
搭載機は、新規に水上機DHC-2(1機)とヘリコプターシコルスキーS-58(2機)が付属。