RF-4はマルチセンサー戦術偵察機です。
本機はそれまでの戦闘機偵察型と比べ
格段のキャパシティーを持っていたため通常のカメラの他電子、
赤外線センサーも搭載した全天候型マルチセンサー機となりました。
RF-4E(モデル98LG)は、前縁スラットの無いタイプのF-4Eのエアフレームに
RF-4Cの機首を移植した機体で生産1号機は、1970年9月15日に初飛行を行い、
150機生産された全ては西側諸国輸出用で
西ドイツ、日本、イスラエル、イラン、トルコ、ギリシャに輸出されました。
航空自衛隊ではRF-86Fの後継機として1973年4月に14機を発注、
1975年3月に全機受領し茨城県百里基地において第501偵察飛行隊を発足させています。
2000年の有珠山噴火の際には上空からの写真偵察を行うなど、
災害時の情報収集にも活躍しています。
デカールは、航空自衛隊 偵察飛行隊 第501飛行隊のマーキングの中から、
1994年の戦競で公開されたスペシャルマーク機をセット。
「青龍」「白虎」「玄武」「朱雀」「麒麟」をモチーフとするデザインです。