M3型中戦車は1941年4月にデトロイト戦車工廠で試作車が完成、アメリカ陸軍機甲部隊に供給されました。第1、第2 機甲師団は大量のM3型中戦車シリーズを装備し1942年11月北アフリカ進攻作戦に参戦しました。一方その頃南西太平洋海域のソロモン諸島の攻撃に第 193独立戦車大隊に装備されたM3中戦車が戦線に投入されました。叉、イギリス軍にも供給され、イギリス軍はこれを南北戦争の南軍総司令官ロバート・ E・リー将軍の名をとってリーと命名しました。M3中戦車シリーズは1941年7月から1942年末までに5,257両が生産されました。
<データ>
乗員：6名、全長：5.639m、全高：4.699m、全幅：2.648m、武装：75mmM2、37mmM6、口径.03機関銃×4、エンジン：コンチ ネンタルR975-EC-1(ガソリン)叉はグバイソンT-1400(ディーゼル)、最大速度：42km/h、登坂能力：60％