AH-64Dアパッチ ロングボウは、
アメリカ陸軍の発達型攻撃ヘリコプター(AAH)計画に沿って
開発、採用された全天候型攻撃ヘリコプターAH-64Aアパッチの、
発展型でレーダー装備型をAH-64Dアパッチ ロングボウ、
レーダーを装備しない型をAH-64Cと呼びましたが、
1993年末、AH-64Cの呼称が廃止され、
レーダー装備ある、なしに関わらず、
AH-64Dアパッチ ロングボウと呼ばれることになりました。
搭載センサー類で最大の特徴は主ローターマスト頂部に取り付けられた
ロングボウ・レーダーとも呼ばれている火器管制レーダー(FCR)で、
目標の探知、識別、攻撃目標の自動選択が行われ、
統合化されたシステム管理により、戦闘時においての、
優れた統制能力を有する新世代の攻撃ヘリコプターです。
《データ》
乗員:2名
主ローター:14.63m
胴体長:15.47m
最大高(FCR上端まで):4.95m
最大離陸重量:8,006kg
エンジン:ジェネラルエレクトリックT700-GE-701C
最大連続出力:1,940shp×2
最大速度:365km/h