F9F-2パンサーはグラマン社、初のジェット戦闘機であり、
アメリカ海軍のジェット艦上戦闘機として初めて実戦に参加した機体です。

朝鮮戦争では、空母機動部隊の中心戦力として
共産側地上軍に対する攻撃に活躍しましたが、
アメリカ海軍機として初めてジェット戦闘機を撃墜したのもパンサーです。
派生型としては、写真偵察型であるF9F-2Pや、
エンジンをJ48-P-4に換装したF9F-5等があります。

《データ》
乗員：1名
全幅：11.58m
全長：11.56m
全高：3.45m
全装重量：7,121kg
エンジン：P&W J42-P-6 推力2,270kg
最大速度：957km/h/6700m
固定武装：20mm機関砲×4
初飛行1947.11.24(XF9F-2)