NT32
江ノ島電鉄 500形 「2灯型」(M車)
塗装済み完成品 動力車 10,290円(本体価格9,800円)

500形は、江ノ電初の連接車両として製造されました。1956年に東洋工機で最初の編成501+551が完成、翌1957年に東急車両で502+552の編成が製造され、運行が始まりました。500形は当初車体は新造でしたが台車は他車の流用でした。車体はヨーロピアンデザインで丸みを帯びた形状をしており、当初は正面ガラスも曲面ガラスを使用していました。その後旧式の台車からモーター、台車等が新型に更新されています。車体も小改造が続けられ、前照灯のシールドビーム2灯化、座席の改造や正面のサイドガラス窓を開閉可能にするため平面ガラスに更新する等が行われました。500形の編成車輌は、車体の強度や重量の問題から最後まで冷房化がされませんでした。
501編成は20形に足回りを譲り平成14年1月6日に廃車、502編成も同じく20形に足回りを譲り平成15年1月5日に廃車されました。