NT24
江ノ島電鉄 1000形 “標準塗装”(M車)
塗装済み完成品 動力車 10,290円(本体価格9,800円)

■ パンタグラフはエッチング製で精密感は抜群です。
■ 路面電車用の非常に静かで耐久性が高い、小型モーターを搭載。走行性は抜群です。
■ 方向幕、行き先表示板の文字はシールを用意しています。

江ノ電1000形は、老朽化した単車4両の代替と輸送力増強、サービスの向上を図るため1979年11月に製造された2両連接車です。
江ノ電車輌の近代化の基礎となる車輌は、随所に新しい仕様が取り入れられました。
主電動機は従来よりパワーアップしたモータを採用、台車も軸間距離1600ミリの端台車TS819、中間台車TS-820と言う新型台車を採用しました。
運転台は車体中央に配置され、マスコンは一本レバーのワンハンドル・マスコンを採用し運転の簡素化と運転台のコンパクト化を可能にしました。
客室はバランサー付き一段下降大型側窓と、ロングシートの採用により広々とした空間になり最大定員は一編成2両で160人乗りになります。

江ノ島電鉄1000形は1979年11月製造の1001+1051+1002+1052の2編成がまず製造されましたが、この車輌に対し鉄道友の会よりその年の注目車輌としてブルーリボン賞が贈られています。
2年後の1981年には1101+1151が第2次車として登場しました。この2次車は江ノ電で初めて冷房装置を取り付ける準備の整った車輌でよく82年には三菱製の集中式冷房装置が取り付けられました。この冷房装置は後に1次車にも採用され手います。
続く83年には三次車として1201+1251が製造されました。この車輌は当初から冷房装置付きで塩害対策として車輌の一部をステンレス化したことと角形ヘッドライトの採用、運転台窓のスモーク化などが行われました。