プラモデル専用ニッパー

品番 HP1  本体価格 3000円+税

特長

専用刃付けは職人さんが一本ずつ手仕上げで行っています。
力強さと繊細さを兼ね備えた汎用性の高いプラモデル用ニッパーです。

鋭い刃先がサクッと入り込み パツンと「切り離す」
ご使用いただけば、きっとヤミツキになる切断感覚です。

繊細さと力強さ 従来型プラモデル用ニッパーの総合バランスを考慮してあります。


ご注意

ゲート跡の残りが全く残らないゲート処理専用の特殊工具の様なプラモデル用ニッパーではありません。

ゲート跡の残りは極力残らないように努力してありますが、
切り出したパーツ側にごく僅かにゲートが凸で残る仕様になっています。
このような仕様にすることにより「くいこみ」や「もぎりによるカケ」を防ごうという発想です。

ごく僅かに残ったゲート跡の残りをヤスリやペーパーで処理するのは容易ですが、
もしカケが発生した場合の処理の方が大変です。
また、接着跡の処理などで少なからずペーパー等は使用する事が多いですし、ゲート跡と接着跡等のペーパー処理が必要な部分が近接する事が多いのでペーパー処理がやりやすい というのも発想の一部です。

さらに、ゲート跡の残りを無くすように追及すると、刃自体の耐久力に影響し、使用する場所を躊躇してしてしまう事になります。
「ここのゲート太いから大丈夫かなぁ」とか心配しながら使うことは避けたかった・・・
その為ニッパーとしての総合性能として耐久力を優先いたしました。


鋭く 高い切断能力で繊細なゲートからランナーまで難なく切ることが出来る汎用性の高さが最優先コンセプトです。

このような発想で作ったこだわりのニッパーです。
下記のご案内を良くご覧いただき、ご検討ください。


 
TT14 エッチングニッパーとの大きさ比較
若干小ぶりで手になじみやすい大きさです。

   

実証


意識して極力刃の先端を使用してください。

刃の先端から1/3あたりまでが一番切れる 「スウィートスポット」
切り出しの際は極力先端で切りましょう。
刃先をパーツの形状に添わせるように心がけ切り出すとパーツ側のゲートの残りが少なくゲート処理が楽です。上の画像の続きです。
パーツ側のゲートの残り方を見てください。

鋭い刃が両側から切断しますから、もぎる様なゲート残り/ちぎれはありません。*若干のゲート跡は残ります。

感触は 「グニュー」「カチッ」
「パチンッ」と切り難くしてありますので切り出し中のパーツの「飛び」はほとんどありません。

太めのゲートが3方向から来ているパーツなどは(往年のキットに見られます)、切断面が鋭く 薄いためゲートの復元力で「切りだしてあるパーツ」がランナー上に残ってしまう事もあります。指で押すとランナーからパーツがコロン と落ちます。
 

次にクリアパーツを切り出してみましょう。

上で説明した 先端に近い部分「スウィートスポット」 を利用し、サクッ ッと切り出します。破損しやすいクリアパーツもここまで狙って切り出せます。

この状態から HP2 高精度精密金属ヤスリ 平 を数回擦るとあっという間にゲート処理終了です。
*続きはHP2 高精度精密金属ヤスリ 平 の詳細情報で

担当者は
このニッパーとヤスリを使いだしてからほとんどデザインナイフと耐水ペーパーを使用しなくなりました

切り出したパーツ側の「ゲート跡」の残りについて

パーツ側の「ゲート跡」は上記画像程度、若干残ってしまいます。
ゲート跡残りを優先すると、ニッパーの刃の形状を薄く、繊細な刃付けにする必要性がありますが、その場合刃の耐久力が非常に劣ってしまいます。
また、切り出しには、ゲートを残して切り出しておき、デザインナイフで処理をする方法をとる方もいらっしゃいますのでゲート跡の残りにくさより、強さと耐久力をニッパーの総合性能として優先いたしました。
 

あくまで従来型ニッパーの性能向上版としての位置づけで、末永くご使用いただく事を前提に作成してあります。
ご理解いただけますようお願い申し上げます。


使用上の注意

  • 繊細な刃付けのため、エッチングパーツや針金などを切断しないでください。
  • 刃の部分は非常に鋭利ですので、取り扱いには十分ご注意ください。
  • お子様が仕様になられる場合は保護者の指導のもとに取り扱ってください。
  • ハンドルカバーは絶縁ではありません。電気の流れている所へ絶対使用しないでください。
  • 躍動部へ定期的な注油を行ってください


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