デカールの貼り方
<テムジン747編(2)>
このデカールは角に貼り込みますので、予めナイフで切り込みを入れておきます。
角に貼り込む部分は全て、切り込みを入れます。
水に浸します。表裏とも、充分に水を含ませます。
すぐにデカールを水からひきあげ、そのまま数十秒放置します。
指で軽く触ってみて、デカールが動くようになれば、貼り付け準備完了です。
デカールの片方を指で押さえつつ、ピンセットなどで台紙をゆっくりとずらしていきます。
デカールが指に貼り付いてしまう場合もありますので、指先を多少湿らせておくと良いでしょう。
デカールの動きが悪い場合は、水分を増やしてみてください。
水分が足りないと途中でデカールが切れてしまうこともありますので、ご注意ください。
さらに台紙をゆっくりとずらしていきます。
指やピンセットなどで、デカールの位置を微調整します。
デカールが動きにくい場合は、少し水を含ませます。
おおまかに、位置が決まりました。
少し水を含ませた綿棒で、表面を軽く撫でて、デカールを密着させつつ、余分な水分を吸い取ります。

綿棒はデカールの表面を転がすように軽く動かすのがコツです。

綿棒で、デカールを密着させていきます。
あらゆる角度から...。
少しずつ、慎重に...。
始めに切り込みをいれておきましたので、角への貼り込みがやりやすくなっています。

デカールの位置がずれてしまった場合は、水分を補充して、もう一度調整していきます。

位置が決まったらティッシュなどでまわりの水分を拭き取り、デカールが乾けば完成です。

デカールが乾くまでは、触らないように注意しましょう。

デカールの貼り方 <応用編2>

さらにデカールを密着させるためにGSIクレオス社の「マークソフター」を使用してみましょう。
このパーツの場合は、角への貼り込み部分や、オーバルコア(黄色の楕円部分)まわりの溝などは特に重点的に塗布していきます。
デカールを貼った時と同様に、少し水分を含ませた綿棒でデカールを密着させていきます。
角への貼り込み部分や、オーバルコアまわりの溝などを密着させると、完成度がアップします。
必要なら、再度マークソフターを塗布して、さらに密着させていきましょう。

デカールは少し柔らかくなっていますので、多少なら延ばしたりすることも可能ですが、やりすぎると取り返しの付かない形になってしまうこともあります。慣れるまでは多量に着けないようにしてください。
※マークソフターのご使用は各自の判断で行ってください。

充分乾燥させれば、完成です。