パッケージ
【JT63】 1/48スケール プラモデル 《生産休止》
メッサーシュミット Bf109K-4

価格:2,400円(+消費税)

1943年春以降、ドイツ本土への空襲が激しさを増していました。メッサーシュミット社はドイツ空軍の要求に基づきBf109G型改造の優れた高高度迎撃戦闘機の開発を進め、Bf109K型を開発しました。

K-4型は、Kシリーズでは最初の生産型で、基本的にはG-10型の内部装備と細部の改修を行ったものです。エンジンはDB605DCMまたはDB605DBM型を搭載、プロペラは幅広のVDM9-2159Aを装備しています。

武装は30mmのMK108機関砲1門をプロペラ軸を通して装備するほか、機首上部に13mmのMG131機銃2挺を装備、外観上の胴体の特徴は主車輪カバーを付け、尾輪を引き込み式にして空気抵抗を減らしました。

このほか、オイルクーラーはDB605ASと同じ大型のFo987に交換しています。この改修を行ったことで、機体の空気抵抗が減りその結果、最大速度は同じエンジンを装備したG-10型よりも20km/h(高度7,500m)増して710km/hを記録しています。

K-4型は、G-10型よりも早い1944年9月に生産に入り、10月初め第27戦闘航空団 第III飛行隊が最初に受領、1944年末までに9個飛行隊にいきわたっています。

《データ》 乗員:1名 全長:9.02m 全幅:9.92m 全高:2.61m 全備重量:3,362kgエンジン:DV605DCM(離昇出力:1,800hp) 最高速度:670km/h-9,000m航続距離:645km 固定武装:MK108機関砲×1・MG131機銃×2