パッケージ
【1】 1:200スケール プラモデル 《生産休止》
日本航空 ボーイング 747-400

価格:1,800円 (+消費税)

現在ある旅客輸送機としては世界最大級の機体として知られているのが、B747です。

B747は、米空軍の巨人輸送計画の為に開発した技術、資材などを有効に活用するために、1965年から開発されました。B747-400はB747シリーズの最新型で大きな変化ではありませんが、主翼は幅が左右6フィート(約1.8m)延長され翼端にはウィングレットと呼ばれる小翼が装着されています。主翼の延長とウィングレットの装着により抗力が減少され、使用されるエンジンもP&W・PW4000、GE・CF6-80C2、RR・RB211-524Gと、それぞれ推力が10%増加しながら燃料消費率の向上したエンジンになった結果、従来機に比べ約1.3倍も航続距離が延びています。

操縦も大幅な自動化が進み乗員の負担が減少し航空機関士を除いた2人で運行することが可能になりました。コクピットはアナログ式計器類が大幅に減り、代わりに6面の大型CRTに統合されて表示されます。また、B767/B757で採用された新素材も多く取り入れられ主翼の延長や

ウィングレットの追加といった改造が行われたにもかかわらず、従来型とあまり違わない機体重量に収められています。新素材や新技術を多く取り入れたB747-400は外観こそ、これまでのB747とあまり違わないものの内部は根本的に見直された大二世代のB747といえるでしょう。

《データ》全長:70.5m、全幅:64.9m、全高:19.3m、最大離陸重量:394,600kg、エンジン:P&W 4056×4、推力:26,263kg×4、航続距離:11,297km、最大速度:939km/h